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機能性フィルム事業
ナノインプリントのR&D用として、干渉リソグラフィ工法により作製されたモスアイ・マイクロレンズ・配光拡散構造のモールドを提供しております。
パラレル工程(2本のレーザー光同士の干渉)により広範囲においてマイクロ構造を形成。スプリッタで分割したUVレーザを拡大・露光し、干渉縞を形成。パターンは感光性材料に記録される。また、基板を回転させてレーザの干渉を調整することで、形成したいパターンの形を変化させることができるため、マスクやスキャンプロセスの必要がない。
ハイパフォーマンス反射防止モールド
HT-ARシリーズの集大成となるHT-AR-05およびHT-AR-06は、長年蓄積された光学設計における実績とノウハウ、独自のプロセス開発を元に開発された構造で、最新技術ナノインプリントモールドです。ポリマー上に形成されたモスアイ構造は反射率0.5%以下に抑える事が可能です。
ここでご紹介しているHT-ARシリーズは、R&Dやプロセス開発用途向けに特別にデザインされており、ニッケルモールドとして販売しております。
スタンダードサイズとしては有効280mm□まで対応しております。
また、お客様が希望されるモールドサイズやモスアイ構造のピッチ、深さなど、カスタマイズにも対応いたします。
カスタマイズモールド製作
製品スペック
アプリケーション
・反射防止効果
・撥水効果(ロータス効果)
・集光効率向上
ナノインプリント加工例
(左側)モスアイ構造加工フィルム(右側)ハードコートフィルム
フィルム表面にモスアイ構造を付与することによって、反射率を低減することが可能です。反射率の低減により映り込みを抑えることができました。
関連公式ブログ記事
モスアイボール解説スタンダードモスアイ金型解説その1
スタンダードモスアイ金型解説その2
モスアイBOX
CEATEC JAPAN 2012
有機ELの光取出し②
光制御マイクロレンズアレイ(MLA)
HT-MLAは、レンズが3次元的に交わる様にハニカム配置されており、従来ある同サイズのマイクロレンズと比べレンズ間にデッドスペースが無く、出力される光を均一に制御する事が出来るマイクロ構造です。ここでご紹介しておりますHT-MLA-09は、R&Dやプロセス開発やプロセス開発用途として特別にデザインされ、スタンダードニッケルモールドとして販売しております。
凸型、凹型どちらの形状でも製作可能です。
また、お客様が希望されるモールドサイズやレンズ直径、深さ、又は楕円構造など、カスタマイズにも対応いたします。
カスタマイズモールド製作
製品スペック
アプリケーション
・光取り出し効率向上(有機EL、LED)
・集光効率向上
関連公式ブログ記事
有機ELの光取出し①有機ELの光取出し②
光制御を目的としたEngineered Diffusers(ED)
Engineered Diffuser(ED)は、表面の特殊配光構造により高い透過率を維持しながら光を均一に拡散させることが可能です。全般的な光源、レーザー、LED、照明器具、LCDなどで使用されるバックライトなどから発せられた光を制御できる構造です。ここでご紹介しているスタンダードHT-ED構造は、R&Dやプロセス開発用途として特別にデザインされ、ニッケルモールドとして販売しております。
また、シームレスの大面積化やご要望に応じ精密に拡散角度を調整した線状、楕円状に拡散させた構造などカスタムも出来ます。
カスタマイズモールド製作
ナノインプリント加工例
構造なし |
円状拡散 |
線状拡散 |
光学設計に基づいたの構造の設計により光の拡散方向を制御することが可能です。 円状拡散構造では、全方向に同じ拡散角で拡散される為、レーザーポインターの光が円状に広がります。線状拡散構造では、縦方向と横方向で拡散角が異なるように設計しており、レーザーポインターの光が一方向にのみ拡散し線状なります。 |
製品スペック
アプリケーション
・拡散光制御
・プロジェクタースクリーン
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Diffuserフィルム解説Diffuser実装完了