今年で6回目を迎えるシンガポール国家材料工学研究所(IMRE)主催の技術シンポジウムが、年々研究機関・企業の参加が増え180社に。今回はIMREの依頼を受け、大面積金型を使用した量産化のコンセプトや応用可能なアプリケーションについて講演をしました。
また、弊社も参加していますナノインプリントコンソーシアム(ICON)の一年間の成果発表も行われました。この発表に関しては、本日(5/25)の化学工業日報の一面に掲載されております。
ありがとうございました。
株式会社イノックスは、来る6/14に情報機構主催「ナノインプリント量産・応用・最新動向徹底解説」セミナーにおきまして、「~ナノ構造の魅力と機能・量産化要素技術~」をテーマに講演いたしまします。
日時:2012年6月14日(木)12:30-16:30
受講料:1名39,900円(税込、資料付) *1社2名以上同時申込の場合、1名につき29,400円
講師紹介割引きもありますので、弊社までお問い合わせ下さい。
会場:[東京・東陽町]江東区産業会館 2階第一会議室 *会場が変更になりました。
より大きな地図で 江東区産業会館 を表示
〒135-0016 東京都江東区東陽4-5-18
●地下鉄 東西線 東陽町駅下車 4番出口右隣り
●都バス 錦糸町駅 ←→ 東京駅北口(東陽町駅)(東22)東陽町駅下車
錦糸町駅 ←→ 門前仲町(都07)東陽町駅下車
亀戸駅 ←→ 東陽町駅(亀21)東陽町駅下車
東大島駅 ←→ 東陽町駅・門前仲町(門21)東陽町駅下車
※駐車場・駐輪場はありません。
申し込み・詳細:http://www.johokiko.co.jp/seminar_chemical/AC120653.php
シンガポール国家材料工学研究所(IMRE)主催で5/23(水)にシンガポールで開催される「6th Industrial Symposium on Nanoimprint Lithography」のプログラムの追加情報です。
日 時 : 2012年5月23日(水) 9:00~16:00
会 場 : Seminar Room 1 Institute of Materials Research and Engineering
参加費 : free
弊社講演:14:00 A Large Scaled Moth-Eye Film Development and Its Application
参加の申し込みやお問い合わせは弊社にご連絡いただくか、下記URLからお願いします。
http://www.imre.a-star.edu.sg/events.php?id=B531O538N534
5/30に電子ジャーナル主催のElectronic Journal 第1263回 Technical Seminarにおきまして、「モスアイ型反射防止膜の基礎と応用★徹底解説~反射防止膜の各種形成法・大面積化・応用を詳解~」をテーマに講演いたしまします。
詳細は下記ニュースリリースを参照して下さい。
http://www.innox.co.jp/news/2012/news11.html
イノックスで取り扱っておりますモスアイについての量産化技術や効果のメカニズム、用途について解説する予定です。
また、フィルムサンプル等を持参し実際の効果をデモンストレーションすることも企画しております。
シンガポール国家材料工学研究所(IMRE)主催で5/23(水)にシンガポールで開催される「6th Industrial Symposium on Nanoimprint Lithography」に参加します。今回のシンポジウムは、製品に最も近い市販アプリケーションにフォーカスした内容となっています。イノックスは、シンガポールのナノインプリントコンソーシアム(I.C.O.N)に参画していることもあり講演の機会を頂きました。講演では、大面積金型を使用した量産化のコンセプトや応用可能なアプリケーションについて講演する予定です。
参加の申し込みやお問い合わせは弊社にご連絡いただくか、下記URLからお願いします。
http://www.imre.a-star.edu.sg/events.php?id=B531O538N534
今回はモスアイボールの解説をさせていただきます。
内部にモスアイ構造の付けたフィルムを入れているのですが、写真では分かりにくいかと思います。よく見ると右側半分の方が黒ははっきりと見えています。
展示会用の展示品でしたので直接触られるのを避ける為にカバーをしています。直接触っても構造が壊れることはありませんが、指紋が付くことで反射防止性能が低下してしまいます。(指紋を取り除くことは可能です。)
カバーを外すと半球面上に2種類のフィルムが貼ってあり、右半分のフィルムには両面にモスアイ構造を入れてあります。
構造がない方は計算上は約8%が反射し、約92%透過しています。
空気中からフィルムへ光が入る時に急激な屈折率変化(1から1.5)が起こる為に反射が発生します。また、光がフィルムから出る時にも屈折率変化(1.5から1)が起きますのでこの界面でも反射が発生します。
反射率は垂直入射の場合には屈折率から容易に計算することができ、1から1.5もしくは1.5から1の変化の場合には約4%の反射が発生します。(UV樹脂・PETフィルムの屈折率を1.5として簡易的に計算しています。)
一方、モスアイ構造を持つフィルムでは屈折率の変化が構造なしのフィルムとは異なります。
モスアイ構造があることで、屈折率が1から1.5へと徐々に 変化していき急激な屈折率の変化が発生しない為に反射が抑えられます。光(可視光)の波長より小さな構造をモスアイ構造が持っているため起きる現象です。
モスアイ構造の種類にもよりますが、仮に反射率が0.5%に抑えられたとすると両面に構造を付けることで全体で1%になります。
片面のみのモスアイ構造だと3%の差しか生まれないので差がわかりにくくなってしまいます。約7%程の反射率の差が出てくると明らかに見え方が違ってきます。両面モスアイを入れたフィルムの方は正面から見るとフィルムが貼られていないぐらいに視認できなくなります。
こればかりは文章で表現しにくいのですが、実物を見て体験して頂くのが一番かと思います。イノックスに御来社頂くか、セミナー時にご紹介できるかと思いますので是非ともお問い合わせ頂ければと思います。
4/19に技術情報協会主催「プラスチック加飾技術の最新動向」セミナーにおきまして、「プラスチック加飾に向けた高機能フィルムの開発」をテーマに講演いたしまします。
詳細は下記ニュースリリースを参照して下さい。
http://www.innox.co.jp/news/2012/news09.html
加飾フィルムの観点から従来の機能性フィルム事業で取り扱っておりますハードコートフィルム(成型性・防指紋・印刷性等)について解説する予定です。また、フィルムへの機能性付与として反射防止機能のモスアイ構造等のナノインプリントについても解説する予定です。
また、フィルムサンプル等を持参し実際の効果をデモンストレーションすることも企画しております。
nano tech 2012にて展示していた展示物の一部を名古屋本社に設置しました。
右からモスアイボールとイノックスキューブとなります。
イノックスキューブの脇にあるボタンを押していただくとLEDが点灯します。
表面に構造がないと左下の様に4つのLED光源が点灯しますが、マイクロレンズやDiffuserフィルムによって光源の見え方が変化します。右下がマイクロレンズ、右上が円状配光Diffuser、左上が線状配光Diffuserとなります。
マイクロレンズは、名前の通りマイクロメートルスケールのレンズが規則的に入っています。このフィルムサンプルですと直径9μm、高さ5.5μmのレンズサイズとなります。LED光が当たる部分に複数のレンズがあり光の回折が起きることで、白色LEDを構成している色も確認することができます。
Diffuserに関しては後日詳細を解説します。
もう一つはモスアイボールですが、写真では分かりにくいかと思いますのでこちらも後日仕組み等を解説する予定です。
これらの構造の金型からフィルムまでをご提供することが可能です。どうぞ、お気軽にお問い合わせください。
メールでお問い合わせの場合は右側のリンクに問い合わせを設置しましたのでそちらからお願いします。
電話でのお問い合わせは、大阪(担当:北川)06-4709-5936、名古屋(担当:井上)052-202-1115にてお待ちしております。
3/21に情報機構主催「ナノインプリント技術」セミナーにおきまして、「~光学フィルム他光学デバイスへの展開の実際と量産化・発展の可能性~」をテーマに講演いたしまします。
詳細は下記ニュースリリースを参照して下さい。
http://www.innox.co.jp/news/2012/news07.html
イノックスで取り扱っておりますモスアイ・マイクロレンズ・配光拡散構造についての性質や用途について解説する予定です。
また、フィルムサンプル等を持参し実際の効果をデモンストレーションすることも企画しております。